そろそろ秋も深まってまいりました。本州の方ではだいぶ過ごしやすくなってきたのではないでしょうか。しかしここさつまでは、まだまだまだまだ残暑のきびしい日が続いております。日中はいまだに30度を超える猛暑。
いや~わっぜぬっかど!そんななか。 さくじつ雑誌の取材が行われたのですがなんと一緒に訪れたインタビュアーが、あの竹原慎二氏。 (ちなみにワタクシ大ファンです。)第一印象 ・・・てげなでけ!(すごく大きい。)自分も182あるのですが、身長以上に恰幅のよさといい、本当に大きいです。さすが元ミドル級チャンピオン、ただならぬオーラを
発しておりました 。がしかし話をすればするほどに、その人柄のよさがにじみでて本当に気さくな人でますます竹原氏の魅力に引き込まれました。いまさらですが、本当にいい人。そんな竹原氏にガンバってと応援されて大感激でした。これからももっともっとたくさんの人に愛される焼酎を造って生きたいと思います。(今回ミーハーなブログですいません。)じゃあの。
長いこ滞りすいません。。。唐突ですが、今日はろ過について話したいと思います。前回お話したように今期の製造が始まりまして、早1ヶ月。最初のモロミも2仕掛けが順調に進み現在蒸留工程に入っております。ご存知の方も多いと思いますが、当蔵の場合、伊勢吉どん、轟の黒、鴨神楽、小牧、紅小牧など蒸留後、一切ろ過を行っていません。でも決して手を抜いているわけではないのです。そもそも焼酎のろ過とは、不純物や、ある一定の油分を取り除き酒質を一定にする為の工程で、簡単に言えば油分(フーゼルなどの焼酎の旨み成分のひとつ)が多すぎると芋くさく重い焼酎になり逆に少なすぎると、芋の風味がとび、パンチのない焼酎になります。そこでろ過機を使い、各蔵ごと独自の精製方法でろ過を行うのですが当蔵では、ろ過のかわりに油分を掬う作業をいたします。蒸留後毎日、朝夕1回ずつ甕に浮かんでくる澱や油分を掬うのです。そんな簡単なことと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ろ過機で瞬時に行うのではなく、何日も何日も長い時間をかけ、焼酎自身の力で不純物を排出させるのです。すると旨み成分は内部でギュッと凝縮され、どんどん熟成されていき不純物だけが表面に浮かんでくるので、これを掬う。これがなかなか手間もひまもかかるのですが丁寧に丁寧に行うことによって、芋本来の上品で、かつ、まろやかななんとも奥深い味に仕上がるのです。